2021.06.06
田んぼを荒らしたのはやはりジャンボタニシだった!
6月も終わろうとしている
田はまさに「緑の絨毯」になった。きれいだ。緑が深くなっていく。
遠景の山々の左側、とがっているのが、「高丸山」のはずである。ここには「千年の森」と呼ばれる区域があり、ブナ林がある。ブナの芽吹きは美しい。本当は先月中旬に行けばよかったのだろうが、来年は予定しておこう。今年はあさって(6月8日)、雨でなければ行ってみる。




田んぼの1画に気になる箇所がある。



田植えは為されたに違いないが荒涼としている。立ち枯れ樹林のようだ。原因はわからない。食害なのか、手入れの手抜きなのか、隣の青々とした稲に比べ、差が歴然である。この辺りはいずれ専門家に教えていただこう。私はJAの「準組合員」である。農業のことをいろいろ知りたい。


(6月7日)
いつもの散歩コースで久しぶりに蛇君に会った。おそらくシマヘビと思う。横浜でも蛇は出たがこの大きさのものは見なかった。横浜では1m以上のものに合わなかった気がする。図鑑でみると「タカチホヘビ」だったかもしれない。1度家の門扉に巻きついていてビックリしたことがある。
シマヘビ君はなつかしい。子供時代は周囲にいっぱいいたのだ。ヘビ君の餌もいっぱいいた。



私はヘビを好きでないが、特にキライでもない。仲間に、ヘビを器用に掴んで持ち上げる男がいた。私にはとてもできない。触るのはイヤだ。これも知り合いの山男の話だが、ヘビはご馳走だったそうである。
私はただなつかしかった。ヘビ君は直ちに逃げるのでなく、しばらくじっとしていてから、田んぼの水に入っていった。

道具を持って、何かを狙っている感じの人がいた。私はピンときた。話をきいた。
ジャンボタニシを獲っているのだ。


道具を見せてくれた。


土の上が、掬われ潰されたジャンボタニシである。
被害は大きいんですかと訊ねると、近くの田を示してくれた。




(6月9日)
昨日は高丸山へブナを見に行った。
自分でつくった弁当を持っていった。寡くらしもほぼ5年、娘と別れて徳島へ来てはや1年、結構賄いもできるようになった。


梅干し以外は全部自分製である。ご飯の右上は「昆布の佃煮」。ふりかけは「大根葉(おねば)とちりめんじゃこの炒め」、自宅庭の大葉を生で刻み込んでいる。右上はラッキョウとキュウリの「ピクルス」、下は「ネギたっぷりの玉子焼き」である。

こんな風景を見ながらの昼食は、爽快だった。


肝心のブナは、やはり5月初旬に来れば芽吹きが見えたのに、と思った。それと、ブナ林は急峻な場所にある。ブナ林の中を散策できない。ブナを「見る」という感じで、ブナの中にいる感じはなかった。私は「白神山地」の散策道をかなりの距離歩いたことがある。その意味ではものたりなかった。


さて、今日の散歩。
気になっている田を点検した。


いるいる!!


これが犯人なのだ! ジャンボタニシ。
厖大な数である。

それにしてもこの田のオーナーは、よく知っているはずなのに、対策しなかったのだろうか。
差は、青々とした隣の田をみても、歴然としている。理由が分からない。


6月24日


6月も終わろうとしている。
今日は「明るい曇り」だった。しかし山の方は降ったのかもしれない。稲も随分伸び、緑が濃くなった。私がしびれる、好きな色だ。
いつ「稲穂」が見えるのか、そしてそれがどう「お米」になっていくのか、楽しみだ。
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