2021.01.09
材料のキャベツ




スライスした、勿論「芯」も。
指をスライスせぬよう息を詰めてやった。年寄りに料理をさせると(刃物を使わせると)ボケない、というのがよくわかった。




甕(常滑)に入れる。




蓋には原料キャベツの外皮を使っている。あとでこれが一番おいしそうだった。




重しを乗せる。5kg2個、10kg




翌朝水が上がり気泡がでている。気泡は発酵のしるしである。




できた!(1週間後)




FOSAに入れ冷蔵庫で熟成させる。現在食べているのは2ヶ月経過したものだが、味がまろやかである。ドイツから輸入の缶詰ザワークラウトより、私のがあきらかにおいしい。なおFOSAはすぐれた食品保管容器と思うが、最近発売された角形より旧来の丸い方が、使いやすいと評価する。(下の写真は角形)




ザワークラウトの煮込み




年末年始、娘が徳島へ来た。
娘は昔3年ほど、ドイツ・デュッセルドルフで暮らした。
朝起きてみると娘が何か作ってくれてあった。(私は5時頃に朝食をとる)
鍋一杯にできているので、おえっと思った。ザワークラウトとジャガイモの料理であることは見てわかった。
結論からいうと、おいしいのに驚いた。最近食べたものの中で特筆すべきおいしさだった。

[材料]
ザワークラウト、ジャガイモ、ソーセージ、玉葱、塩、胡椒、ローリエ
(ザワークラウトとジャガイモは見た目で同量。胡椒は多めに入れる。ザワークラウトの塩加減によっては塩は不要)

1. 玉葱を飴色になるまで炒める
2. ジャガイモをサイコロ切りにして茹でる
3. ソーセージを輪切りにして炒める
4. 鍋に1.~3.を入れ、塩・胡椒・ローリエを加えて煮込む

私は「おかず」と思って、こんなにいっぱい誰が食べるのかと驚いたが、やがて起きてきた娘の食べる量をみて、おかずでなく「主食」なのだとわかった。ドイツの家庭では普通に出てくる料理なのだろう。わがザワークラウトの酸味がおだやかで、体(とくに胃腸)によい食べものと思った。


    
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